失敗しないパートナー選び

家造りはまず、業者を選ぶことから始まります。そして、実はこのパートナー選びこそが家造りにおいて最大のポイントなのです。希望に合った、または希望以上の家ができあがるかどうかは、最適なパートナーに出会えるかどうかにかかっていると言っても過言ではないのです。

しかし、ハウスメーカーから工務店まで併せると数多くの業者が存在します。その中から自分達に合った一社を選び出すというのは容易なことではないのです。そこでまずハウスメーカー向きであるのか工務店向きであるのか、自分のタイプをきちんと見極めることから始めてみましょう。

例えば、希望が不明確なうえ自分で考えるのは面倒という人には提案力のあるハウスメーカーが向いています。仮にこのようなタイプの人が工務店に家造りを依頼すると、提案を待ち切れずにふまんばかりが募ってしまうかもしれません。逆に、建築主として自分が何を求めているかを明確に伝えられる人、家造りのプロセスをひとつひとつ楽しみたい人は工務店が向いているでしょう。一緒につくりあげていく気持ちで臨めば、じっくりと腰を据えた分、こだわりが活かされた家造りを行うことができるのです。家造りには予算もあることです。

ハウスメーカーの場合は、広告宣伝費やモデルハウス維持管理費などさまざまな経費が建築費に上乗せされてしまうので価格がどうしても高めになってしまうのです。同じ仕様の家ならば工務店の方がこれらの経費がかからないため安く購入できるのです。予算も踏まえ自分達に合った方を選択し、最高の一社を見つけ出しましょう。

リビング階段

二階建てや三階建て住宅には欠かすことのできない階段ですが、階段をどこに、どのような形状のものを設けるかで、住宅の印象も、階段下に生まれるデッドスペースの利用法も変わってきます。今までは玄関近くに設けられることが多かった階段ですが、最近ではリビング内に階段を設けるリビング階段が増えています。

リビング階段のいいところは、家族のコミュニケーションを大切にできることです。家族が集まるリビングを必ず通らなければ二階の部屋へ行くことができません。リビングで家族が顔を合わせる機会が自然と作り出され会話が生まれやすくなるのです。このリビングでなければ、子ども達が帰宅して直接二階の自室へ行くことができます。親は子どもがいつ帰宅したのか分からなかったり、気づいた時には外出していたということもあるのです。リビングであればこのような状況を避けられます。また、会話がなくても親は子どもの表情を伺うことでちょっとした変化にも気づいてあげやすいので対応しやすいのです。

リビング階段の下のデッドスペースの活用法は非常に多様化しています。階段下のデッドスペースの活用法というと、収納庫というイメージですが、同じ収納スペースでもあえてオープン棚にして見せる収納を取り入れたり、階段下にテレビ台を設置したり、カウンターを造り付けてパソコンスペースとして利用したりと居住スペースの一部として空間をオープンに利用させることも多いのです。階段一つで家族のコミュケーションやデッドスペースの活用法も変わってくるだけにしっかりと計画して設けたいものです。

キッチン前に腰壁

キッチンの種類は多様化しているだけにどれにしようか迷う主婦も多いことと思います。キッチンスペースや家事効率を考え自分にピッタリのキッチンスタイルを取り入れたいものです。最近の一番人気はフルオープンキッチンです。キッチンからフラットにカウンターが伸びて、キッチンに誰もが近づきやすく、お手伝いしやすいスタイルです。リビングやダイニングで過ごす家族と顔を合わせてコミュニケーションが取りやすく、家族の繋がりを高められるのです。

しかしこのキッチンスタイルで私が気になったのが、調理中や調理後の乱雑になったキッチンがリビングから丸見えになってしまうことです。一気に生活感を感じさせてしまいますし、急なお客様にスムーズに対応しにくくなるのです。

そこで我が家は、セミオープンキッチンにしました。リビングとダイニングとの空間の繋がりや一体感はそのままに、気になるキッチンの手元部分を隠せるように腰壁を設けたのです。壁があることでリビングから乱雑になっているキッチンが目に入りませんし、急なお客様もスムーズに対応できるのです。そして、この腰壁を活かしてカウンターを配しました。ここでは、朝食やおやつを食べたりするときに使用します。調理したものを目の前にサッと出せて、忙しい場合でも家族と向き合って会話が行えます。

食事をするだけでなく、お勉強をしたり、パソコンをしたりするカウンターとしても重宝しています。カウンターの下にはオープン棚を設けているのでノートパソコンや書類などきちんと整理できています。そして壁厚を利用した調味料入れのニッチも設けられています。キッチン周りが充実したことでキッチンの居心地も高まっています。

小屋裏収納

屋根の下に生まれるデッドスペースをそのままにしていませんか。この屋根の下のデッドスペースを利用して大型の収納スペースを設けるのです。1階の1/2未満のスペースであることと、天井高1.4m以下という条件を守れば、床面積に含まれず2階建てとして設計できるのです。下階の居住スペースを狭めることなく大きな収納スペースを確保できるのでこのスペースをそのままにしておくのはもったいないのです。

ここにはよく使用する物を収納するのではなく、使用頻度が低い物、ワンシーズンだけ使用する冷暖房機や雛人形や兜、鯉のぼり、クリスマスツリーなど、他には賞状やトロフィー、アルバムなどの思い出の品などを収納しておくスペースとして最適です。これらの収納場所は意外と頭を悩ませます。このような小屋裏収納があればスッキリと一か所で管理することができ、居住スペースに物が散らかりにくく過ごしやすさも高まるのです。

この小屋裏収納を設ける際には行き来をどのように行うかというのも一つのポイントです。急こう配のハシゴで行き来をするという家庭も多いです。しかし、安全性に欠けますし、物の出し入れのしにくさも高まりますし、高齢者には利用しにくい収納スペースとなってしまいます。そこで固定階段で行き来がようにしておくといいのです。安全性が高まるだけでなく、物の出し入れもしやすく、歳をとった時でも利用しやすいのです。屋根の下も無駄にせず上手に活用させたいものです。

すっきりライフにコレは要らない宣言

子供との暮らしは時間に追われがちで、気持ちのゆとりがもてなくなる事も多いです。そんなときに部屋の中がスッキリしていないと、気持ちのざわつきに追い打ちをかけられているように感じで、辛くなります。

小さい子供がいれば、おもちゃや絵本が広がり放題になるのは仕方がありません。せめてスッキリ片付いて見える部屋づくりをしたいものです。
その方法は、子供用の家具を持たないことです。かわいらしい絵柄の入ったカラフルな色使いの家具は魅力的で、子供のために欲しくなり、お祖父ちゃんお祖母ちゃんもそうでしょうが、そこはグっと抑えて、スッキリ部屋のために我慢しましょう。

子供が小さいうちは、食堂や居間で過ごす時間が長いので、おもちゃや絵本、服やタオル、衛生用品などが同じ場所に置かれていた方が便利です。
引出しが4、5段ついている背の低いチェストや、キャスターのついたワゴンが良いです。引出付きのキャスターワゴンならキッチンまで移動可能で、ミルクや離乳食用品も一緒に管理できます。

子供用品の収納には、木目やアイボリー系など部屋にある他の家具と相性が良く、食堂や居間の雰囲気にマッチした家具を選びましょう。例えば、テレビボードやカップボードなど、部屋に置かれている家具の色と素材を基に、横に並べて調和するかを考えます。大人の目線で選べば、部屋に落ち着きとくつろぎ感が生まれます。5段ある引出しの下3段をお子さん用に割り当てて、下から順におもちゃ、タオルや衛生用品、衣類といった具合にしまえば、物を取りに他の部屋へ移動する必要もなく、男性も育児に参加しやすくなるでしょう。

吹き抜けのある住まい

我が家はリビングの一部分に吹き抜けを設けました。吹き抜けを設けるかどうかは最後の最後まで悩みました。実際、吹き抜けのある住まいで暮らしてみて吹き抜けを設けて良かったと実感しています。

まず、リビングがオシャレな空間が広がっています。リビングにはお客様をお通しすることもあるだけにリビングのオシャレ度は必須です。吹き抜け部分の高い位置に設けられた窓からは日差しをたっぷりと採りこめるためリビングがより明るく、開放感がプラスされています。チェーンで窓が開閉できるため風通しもいいのです。

そして二階にまで視線が繋がることで面積以上の広さを実感できています。二階にはこの吹き抜けに面してファミリースペースが設けられています。子ども達が遊んだり、家族みんなで寝る前の時間をここで過ごしたりするスペースです。子ども達がここで遊んでいても吹き抜けを通して気配をより身近に感じられるため家族の一体感が得られています。気になる時は吹き抜けに向かって声をかければ一階と二階で会話もしやすいのです。

一番気になっていたのが冷暖房効率です。しかし、建物自体の断熱性と熱の出入り口で一番大きな窓の断熱性を高めることで冷暖房効率を下げることはないのです。むしろ一階と二階で温度差の少ない住まいを実現することができています。しかし、最初の動力は面積が広い分大きくなってしまいます。デメリットは音が響くことと、においが二階にまで広がることです。会話がしやすい一方で音が響きやすいです。においが広がるので各部屋の扉をしっかりと閉めておくことで二階の各部屋まで広がるのを防いでいます。メリットだけでなくデメリットにまで目を向け取り入れるかどうか決めましょう。

シューズクローク

シューズクロークとは、玄関の横に設置された靴を履いたまま出入りできる収納スペースのことを言います。家族みんなの靴や傘はもちろん、趣味のゴルフ用品やスポーツ用品、子ども達の屋外用のおもちゃ、ベビーカーや三輪車などまで大容量に収納できるシューズクロークが設けられることが増えています。

玄関は住まいのかおとも言われる部分でもあるだけに、脱いだ靴が散らかっていたり、屋外で使用した物が置きっぱなしになっていると一気に生活感で溢れてしまうのです。そこで我が家は、メインの玄関とその隣に設けたシューズクロークを家族用の玄関としても利用できるようにしました。

このように玄関の動線を二つに分けることで、メインの玄関に靴や物が散らかりにくくなりますし、子どもや旦那さんが靴や物を自分で出し入れする習慣が身に付いてくるのです。シューズクロークを設ける際には、収納力と動線がポイントなのです。我が家はシューズクロークの収納力が高いので玄関に靴箱など設ける必要がありません。スッキリとした玄関が広がるため急なお客様でもスムーズに対応できるのです。

シューズクロークは靴や傘、アウトドア用品など小物からベビーカーや三輪車などの大きさのある物まで収納できています。室内に入った所にはコートクロークが設けられているため、外出先で着ていた上着を片付けられリビングに脱ぎっぱなしの上着が散らかることもありません。天井にはニオイ対策としてナノイー発生機を設置しています。靴や物、上着など全てをしまい、そのままスムーズに室内へ入ってこれるため無駄な動きなく、リビングへ行けるのです。このようなシューズクロークがあると玄関を美しく保ちやすくなるのです。

玄関にニッチ

壁の厚みを利用したニッチを玄関ホールに設けました。外壁面は断熱材が入るため設けることができませんが、玄関ホールの内壁面を利用して縦長のニッチを設けました。縦長のニッチの上部と下部はオープンにして飾り棚をして利用しています。下部には照明を設け、玄関を足元から照らせるようにしました。

上部にはお気に入りの雑貨を飾り、玄関を華やかさをプラスしています。中央部分にはお客様用のスリッパラックとして利用しています。スリッパが目に触れると生活感を感じさせるため、スリッパラック部分にはミラー扉を設けました。ミラー扉があることで使用頻度の低いお客様用のスリッパですが、ホコリをかぶる心配もありません。扉がミラーなので家族が外出する際に身だしなみをチェックするにも最適です。

スリッパラックの上部にはカギをかけて収納できるフックが設けられています。玄関部分に散らかりがちなカギをニッチ内に収めておけば、バラバラ散らかることもありあせんし、カギの管理もしやすくなります。お客様用のスリッパラックは玄関ホールに置き型のものを設置している家庭も多いだけに、壁厚を利用することでスペースに影響することなくスッキリと片付けることができています。スッキリとした玄関は、家族が毎日行き来がしやすくなりますし、見た目の印象もいいのです。玄関にこのようなニッチを設けてみてはいかがでしょうか。

暮らしと電化製品

住まいの中に電化製品があまりない時代、住まいを新築する時、そんなに電気配線のことを考えずにすみました。キッチンにも、冷蔵庫や電気炊飯器程度でしたので、照明用と電化製品用と2本の電気配線で十分でした。しかし、最近では、キッチンには、多くの電気調理器具や電磁調理器もありますし、ダクトもあります。何をどこに置けば、作業効率が良いか、収納をどのようにすれば良いか、などを考慮に入れて、電気配線工事をしなくてはならなくなりました。

私の友人が結婚を機に、住まいを新築することになりました。ある程度の交際期間を経ていましたので、互いに相手のことをよく知っていると思っていましたが、生活を始めると、案外、生活スタイルが違うことに驚きました。

例えば、朝食です。独身時代は、ご主人は、コンビニおにぎりと即席の味噌汁というパターンが多いのですが、彼女は、グリーンスムージーとトーストとコーヒーです。そのため、電子オーブンレンジ専用の圧力鍋で炊飯し、IHクッキングヒーターで味噌汁を作ります。ミキサーでグリーンスムージーを作り、2人で飲みます。オーブントースターでトーストを焼き、コーヒーメーカーで、コーヒーを沸かします。こうして考えると、朝食の準備だけでも、これだけの電気調理器具を同時に使うことになります。

しかし、そこまで、考えていなかったので、電気配線が少なかったように思います。また、これらの調理器具は普段パントリーに収納していますので、キッチンはすっきりしますが、だしたり入れたりが面倒です。対面式のキッチンカウンターの背後に、これらの収納カウンターを作って、それぞれに電気配線すればよかったと思いました。そうすれば、すでに、手の届く位置に収納されていますし、後片付けも簡単にできます。電化製品の収納や電気配線について、もっと考えればよかったと反省しています。

輸入住宅

私はよく海外ドラマを観ます。海外ドラマで見る住宅は外観も内装もオシャレでついつい憧れてしまいます。最初はただ見た目の良さだけで将来マイホームを購入するなら輸入住宅がいいと思っていましたが、輸入住宅について調べてみるとデザイン性の高さだけでなく工法や性能の良さにも気づかされました。

日本の住宅の寿命は30年と言われる中、海外の住宅は100年を超える家もあるのです。耐震性や荒れた天候にも耐えられる耐久性、耐火性にも優れており、高気密、高断熱でまさに性能の良さは言うまでもありません。北米の住宅の9割以上が2×4工法です。この工法は耐震性に優れていて、火事にも強いのです。
デザイン性の高さだけでなくこれらの性能にも優れているので世代を超えて安心して暮らすことができます。

輸入住宅の見た目の良さはレンガを使用していて重厚感があり、また木をふんだんに使用することで木の温もりを感じられることです。フローリング材は体にも優しい天然素材を使用することで、直接肌に触れて気持ちの良さを感じることができるでしょう。私が住宅で欠かさずチェックする所がなぜか洗面所です。デザイン性が高くきれいで美しい形の輸入水栓は見ているだけで満足してしまうほどです。

アンティーク感たっぷりの水栓にフレンチスタイルにぴったりのタイルを使用したり日本の住宅ではあまり類を見ない独特なオシャレ度高いデザインが最高です。このように海外の天然の素材を使用しオシャレ度の高いアンティーク雑貨を使用することで機能的にもデザイン的にも優れた住宅を建てたいと今から胸を膨らませています。