木造住宅の寿命

 私の親友は結婚の翌年、25才で住まいを建てました。

最長の35年の住宅ローンを組んで、今年で、28年目です。今年の春、やっと三男坊が4年制大学を卒業し、就職しました。これからは夫婦二人で働いて、できるだけ早い繰り上げ返済を目指しています。しかし、肝心の住まいが持ちそうにありません。

生活に追われて、メンテナンスを怠ってきたせいか、築後15年過ぎたころから傷みが目立ち始めました。その都度、根本的なメンテナンスには目をつぶって、小さな修理を繰り返しましたが、もう限界が近づいてきました。そこで、残っている返済金額を別の銀行で借りて、一括返済することにしました。それから、改めて、大規模なメンテナンスをするための資金を借りることにしました。これで、現在55才の御主人の定年退職までに返済する予定ですが、これも、御主人が60才まで働くことができ、彼女のパートも今の水準で続けられたらという条件が前提です。

 結婚してすぐに木造住宅を建てた場合、終の棲家にはならないのでしょうか。日本の平均寿命は男性79才、女性86才ですが、平均まで生きるとして、約55~60年はもってもらわないと、終の棲家になりません。住まいは大きな買い物ですが、もし、60年ももつとしたら、終の棲家を得たという安心感もあり、そんなに高い買い物ではないかもしれません。しかし、現実には、そうはいきません。

もともと新築の時点で、きちんと建てられたものか、その後のメンテナンスが適当な時期にきちんとなされているか、それによって、大きく耐用年数が変わってきます。まず、新築の時点で、信頼のおける工務店を選び、きちんとした仕事をしてもらうことが大切です。完成後も工務店からメンテナンスの助言をもらい、ぎりぎりの資金繰りでなく、余裕のある資金でメンテナンスをして、住まいの寿命を延ばすことが大切です。 

This entry was posted on 日曜日, 12月 23rd, 2012 at 4:56 PM and is filed under 住宅. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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