介助する側のストレス軽減

最近は、住まいを新築する時、玄関土間も玄関ホールも玄関アプローチも段差なく、スムーズに入ることができます。その玄関ホールからLDKに入る動線、しいては、玄関ホールとLDK、玄関ホールからプライベートルームとの位置関係や距離によって、居住性が異なってきます。特に、家族の中に高齢者がいる場合、家族から孤立したり、引きこもったりすることを防がなくてはいけません。玄関ホールから真っ直ぐにLDKやプライベートルームに入ることができると、杖や車椅子を使うようになっても、比較的簡単に移動することができます。

私の友人が住まいを新築する時、玄関ホールを広く取りました。
この玄関ホールを広く取ったのには、大きな意味があって、ここから真っ直ぐ、短い廊下をいくと、突きあたりには義母のプライベートルームを作りました。また、この玄関ホールにある引き戸を開ければ、車庫に繋がっています。もう1つの引き戸を開けると、LDKが広がっています。また、2階への動線である階段を設けました。この玄関ホールを広く取ることで、動線の交差点になっています。住まいの中に入ってすぐの玄関ホールに、動線の交差点をつくることで、住まいの中の動線が短く、スムーズになりました。

義母は、同居して12年は、元気で、自立した生活していました。それどころか、夕食の下ごしらえを手伝ってくれたり、洗濯を取り込んでくれたりと、彼女を助けていてくれました。しかし、突然、脳内出血を起こし、片麻痺が残ってしまいました。移動には、車椅子を使いますが、少しずつ、立ちあがって、手摺や杖を頼りに歩行をするリハビリも始めています。玄関ホールを広く取ったことで、LDKから玄関や駐車場へ行く時、車椅子を方向転換させるのに、簡単にできます。お陰で、自分の部屋に引きこもることも少ないです。介助するのにも、ストレスが軽減します。

This entry was posted on 火曜日, 9月 16th, 2014 at 1:23 PM and is filed under 住宅. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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